まるしまブラザーズ

目がまん丸な「まる」としましま模様の「しまじろう」という2匹の猫と暮らしています。

多頭飼い経験談その2~仲良くなったけど毎日ドタバタ~

どうも、まるしまブラザーズです。 目が真ん丸な「まる」と、しましま模様の「しまじろう」のにゃんこブラザーズです。 

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肩組んでペロペロ。まだしまじろうが小さく、2匹でキャットタワーを使っても余裕です。

 

 

 

 

今回は、 前回の記事「多頭飼い経験談その1」の続きです。

前回はだいたい多頭飼い開始から2週間前後のところまでを書きましたので、今回は2週間~3か月頃までを書きたいと思います。

neko-no-marushima.hatenablog.com

 

しまじろうがうちに来て2週間経つ頃にはすっかり仲良しになった2匹。

2匹とも遊ぶの大好きポジティブマンなので、遊び相手ができて楽しんでいるようにも見えましたが、それでも気になることがありました。

 

 

 

プロレスごっこ?本気のケンカ?

私はこれまで猫を飼ったことがなく、まるちゃんが初めての猫でした。もちろんのこと多頭飼いも初めてです。

多頭飼いの注意点や顔合わせのコツなどをググりまくっていた私は、「どちらかがひどく怯えたり、本気のケンカになりそうだったら止めねばならない!」と思っていました。それ自体は間違いではないのですが、実際に会わせてみたらあっという間にプロレスごっこを始めるほど急接近してしまい、初心者の私には「どこから本気のケンカなのかわからーん!」状態になりました。

 

 

 

例えばこちら。うちに来て3週間頃の動画です。

しまじろうが首元を狙いますが、ゴージャスな胸毛に阻まれてまるちゃんノーダメージの様子。ハッスルしたしまじろうはケリケリケリケリ…。ああ、いくらまるちゃんが優しくてもそんなに顔をケリケリしたら怒っちゃうんじゃないの…!

 

 

 

これも同時期の動画。

なるほどね、胸毛には勝てないから毛の少ないところを狙うことにしたのね。あーなるほどね、それでお耳をね…。…痛くない?

 

 

 

これは家に来て1か月ちょっと頃。

「ああー!ソファから勢いつけて飛び込んでる!これはさすがに痛いんじゃないの!?」といったん止めたものの、イキイキと再開してしまい、まるちゃんも元気に応戦していらっしゃる…。

 

 

 

反対にまるがしまじろうにのしかかって抑え込むこともしばしばありました。

自分からあれだけ仕掛けているんだから、やり返されても文句は言えない気がしつつも、まだまだしまじろうは体重2kg前後。かたやまるは5kg超え。ケガしてしまっては大変です。しばらくは心の中で「これはセーフ⁈アウト⁈」の葛藤が続きました。

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まるも、やる時はやる。

 

 

 

 

 

しかし、そんな私の葛藤をよそに、猫たちは超楽しそうに駆け回っていました。

 

 

 

 

 

よく分からないけど、いいんだね?

 

これが君たちのスタイルなんだね?

 

基本的には、なんやかんや怪我しない程度にうまいことやっているんだね?

 

 

こうして、バトルを冷静な気持ちで見られるようになるまで約1か月かかりました。

気持ちが落ち着いた後で、ふと思い立ってYouTubeで「猫のケンカ」を調べてみたところ、声から姿勢からまったく雰囲気が違いました。百聞は一見に如かずとはまさにこのこと。もっと早く観ればよかったです。

同じように悩んでいる方がいたら、一回本気の喧嘩を見ると「さすがにこれとは違う」「負けてる子の様子がうちと似てる」など、冷静に考えられるかもしれません。

 

 

せっかくなので、印象に残っている猫のケンカ動画を2つ。

1つ目は動きがすごすぎて印象に残った動画、もう1つは声だけでもこんなに戦えるのかと驚いた動画です。

youtu.be

 

youtu.be

 

 

 

実は遠慮してる?

正直なところ、一番長く悩んだのがこちらです。

遠慮というと正確ではないのかもしれませんが、先住猫まるの行動が少し変わりました。

 

 

 

後輩のしまじろうはかなりちょろくて、ねこじゃらしを手に持ったら、まだ振ってないのに飛びついてくるようなやつでした。どんどん飛びついて手数で勝負です。
反対にまるは隠れながらじーっくり狙いを定めて、重い一撃で仕留めに行くタイプです。

なので、2匹一緒に遊ぶと、とにかくペースが合いません(-_-;)

まるに向けて猫じゃらしを振っても、しまじろうが飛びついて、まるの気が散ってしまい、それが何度か続くと、まるは遊ぶのをやめてしまいます。

 

また、しまじろうは「撫でて、遊んで、抱っこしてー!」と、とにかく主張が強いタイプです。まるも甘えん坊ですが、しまじろうが人にアピールしている間はあまり寄ってきません。

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少し大きくなってからの写真ですが、分かりやすい撫でたまえアピールを毎日します。


ご飯の順番を含め、こちらから猫に構うときは、先住猫まるを優先するようにしていたのですが、2匹一緒にいるとどうしてもガンガン押せるタイプのしまじろうと接する時間が増えてしまいます。しまじろうもとても可愛いですが、まるとの時間もしっかりとりたかったので、まるを別室に誘ってこまめに遊ぶようにしました。

 

これは半年近く続けていましたが、ある時突然、しまじろうと一緒にいてもまるが遊べるようになりました。本当の理由は分かりませんが、人間目線では、まるの大好きなおもちゃが見つかったのがきっかけに見えました。

そのおもちゃを出しているときは「もっと遊びたい!」と強く思うようで、しまじろうがおもちゃを狙っていてもどんどん飛びついていました。一度そうなった後は、他のおもちゃの場合も、遊びたい時には入ってくるようになりました。

 

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まるちゃんお気に入りのおもちゃは、キャティーマンのじゃれ猫宙返り。
むむっ!これは追いかけずにはいられない!

 

 

 

家庭内パンデミック

これはもう多頭飼いの宿命なのかもしれません。一緒に暮らしているがゆえに、仲良しで距離が近いゆえに、片方が体調を崩すともう一匹も体調を崩してしまう時期がありました。

特にまるはしまじろうが来るまで病気知らずだったので、病院通いが増えたのは少しショックでした。

 

ちなみに、当時は交互に風邪をひいたり、うんちが柔らかくなってしまったり、しばらくはトラブルを繰り返していたのですが、現在は落ち着いています。

宣伝ではありませんが、「負けないキャット」というサプリを使うようになってから、体調やうんちの状態が安定してかなり楽になりました。

 

楽になったのが嬉しすぎて、過去に別の記事も書いていますので、ご興味のある方はご覧ください。 

neko-no-marushima.hatenablog.com

 
neko-no-marushima.hatenablog.com

 

 

 

 

トラブルはありつつも…

トラブルはありつつも、先住猫の新しい一面を見たり、久しぶりの小さな子猫に癒されたり、とにかく楽しい日々でした。何より、人間と猫の関わりだけでなく、猫同士のやりとりを見られるのが多頭飼いの魅力の一つだと感じます。

一方で、環境も大きく変わり、負担をかけたとも思います。それが体調不良につながったのかもしれません。

 

次回は、3か月頃から現在まで、「それでも僕らはブラザーズ編」を書こうと思います。よろしければまたご覧ください。